Javaプログラマ(銀) ぬるぽの刑

HR/HMプログレ好きでJavaプラグラマな人がいろいろ書くのと、日々の業務でぬるぽ地獄に遭ってゲンナリするブログ('A`)

最新のDream Theaterを観てきました

先週Dream Theater(以下DT)のライヴに、9/11(月)の武道館(当日券)と9/14(木)の東京国際フォーラムCの2日間行ってきた。

DTで武道館といえば2004年Train of Thought Tourでの武道館公演のライヴ盤"Live at Budokan"が有名です。この時のインスト曲や間奏をメドレーにした"Instrumedley"の演奏は圧巻。これだけのためにDVDかCDを買ったほうがいいです。惜しいのは、当時は高校生で自分の好きな音楽を開拓できておらず*1、まだこの素晴らしいプログレメタルバンドDTの存在を知らなかったことです。早く知っていればライヴへ行っていたかもしれない。

Dream Theater Live At Budokan

Dream Theater Live At Budokan

話を戻して、今年のDTのライヴは代表作の2nd"Images and Words"の25周年記念のツアー、"Images, Words & Beyond 25th Anniversary Tour"で"Images and Words"全曲再現ライヴを敢行。ウソつけ、絶対最新作のThe Astonishingが欧米以外じゃ文化違いすぎてウケがイマイチだからだぞ、とか言っちゃだめだぞ。

アルバム再現は最近流行ってて、YesやJourneyがやってた印象*2

2014年、前回来日の"Along for the Ride Tour"は多忙だったのと、DTがツアーとしては来日せず、Loud Park + 追加公演ということで公演数が非常に少なく、2012年の"A Dramatic Turn of Events Tour"以来の生DTだった。

5年の歳月はデカい*3

当時新規加入のマンジーニはよりバンドに馴染み、ライヴではタイト&パワフルなドラムで魅せる。

マイアングは20年ぶりにベースソロでこれまた魅せる(ごめん、ジャコは知ってたけどトレイシーの肖像をまともに聴いたのは初めて)。

ペトルーシもルーデスは変わりなく。

そしてラブリエ。

持ち味の一つである高音域が出にくくなり、とうとう完全再現の"Images and Words"楽曲は半音下げに…*4

これを衰えたとか終わったとかいう人もいるらしいけど、死んだ高音域の代わりに非常に安定した中音域がライヴではよく生えていたのだ。

吐息交じりのセクシーな感じの歌い方とか、ハッとさせられたもんね。

第一部の楽曲は原曲キー通りで無理なく歌えるものが並んでたけども、頑張って出ない高音でミスるよりかは演奏してる側も聴くほうもかえって安心できるし、これまた珍しい曲もあるしでイイじゃん。

ウケが良かったのは"Hell’s Kitchen"と"As I am"、その終わりにくっついてた"Enter Sandman"のカヴァー、アンコール(実質第三部)の"A Change of Seasons"かな。

昔の曲を昔のままやれなくなったけれども、新しい境地とか見えてきたんじゃないか。俺も今後のDTをもっと観ていきたい。

フォーラムのMCで言っていた、次は新曲作ってツアーするよ、がリップサービスではないことを願いたい。次はこれぞDTってアルバムを頼む!*5

ヤベッ。思いのほか語りすぎてしまい、ホントに書きたかったこと書けなかった。それは次の記事で。

*1:親から借りたDeep PurpleLed ZeppelinKing CrimsonAerosmithのほか、実家に置いてなかったBlack SabbathQueenGreen Dayを聴いてました

*2:当時のメンバーは脱退・死去して元のメンバーも老化に伴い再現に限りなく近いくらいな感じ。それでも同じバンド名義でライヴ演奏されてこなかったレア曲が生で演奏されるのは素直に嬉しい

*3:バンド側もデカければ、聴く側もデカい。

*4:Learning to Liveとか要所要所の高音は半音下げながらしっかり出てるところは出てた。あまり酷使するとヴォーカル生命が死んでしまうので無理せずやってほしいなと願います

*5:The Astonishingは聴いてて正直つらかった