Javaプログラマ(銀) ぬるぽの刑

HR/HMプログレ好きでJavaプラグラマな人がいろいろ書くのと、日々の業務でぬるぽ地獄に遭ってゲンナリするブログ('A`)

小脳梗塞の記録:病名が判明した時のこと



1/25(月) AM

朝起きてもなんだか天井がゆらゆらするので、去年かかった脳神経外科の頭痛外来に行くことにした。
9時半頃に先生に診てもらい、「耳・鼻からくるめまいじゃないかな?ぬるぽ君は蓄膿症持ち(※去年の頭痛外来の診察で判明。まだ治らず)だし。一応CTとってみようか」とのことでCT検査を受けた。

数十分後、すぐ先生に呼び出されて「ぬるぽ君、なにかやった?小脳の下側が黒くてもやもやしたのが写ってる。去年のCTにはなかったのに。」と去年のものと比較して見せてくれた。

「すぐMRI検査受けて詳しく調べたほうがいい」とのことで先生がすぐMRIの受けられる別の病院へ紹介状を書き、13時半頃に予約を入れてくれた。

不安でたまらず、診察終了後にいの一番に彼女へ電話をかけた。
なんともなければ午後からお出かけしようと言っていたけどダメになったことのお詫びと状況を説明した。
こっちも焦ってて「大丈夫だから」しか言えなかった。

13時半まで3時間、先生はお昼でも食べて検査まで時間を潰しなさいと言われたけど食欲がなかったので、ずっとヨドバシカメラのベンチに座ってググってた。

ひとまず「CTで写る黒い影」はガンではないことがわかったが「脳血栓」や「脳梗塞」って出てくる。
これが白いと血液であり、脳出血を起こしているらしい。
この時点で脳梗塞の疑いが出てきたけれど、こんな症状軽いのか?治るのか?この年で脳梗塞になるのか?って疑問がどんどん浮かんでくる。

1/25(月) PM

結局待ちきれず、予約時間より1時間前に病院の待合室で順番を待った。
14時前くらいに人生初めてのMRI検査を受けた。
この時指輪を外し忘れ、磁力でジリジリ指が入ってて辛かったw
※指輪してて何も問題なかったのは、頭部のみの検査だったためと思われ。ホントはダメです。

検査が20分、その後結果待ちまで20分。そして問診。
「小脳が脳梗塞を起こしている。絶対安静にしてください」と強めに言われた。
思い当たることがあるか、予兆はあったか聞かれて「うーん」と首をひねると「危ないからダメ!」って静止された。うっかりしてた。

結果を紹介元の脳外に持ってくことになってるのだけれど、歩く振動も危ないからタクシーを手配した。
で、タクシーに乗ったはいいけれど、結構運転が粗めで揺れた。これなら徒歩と変わらなかった。

紹介元に戻り、血管に詳しい先生が言うに「ぬるぽ君の椎骨動脈が剥離を起こしてしまってて、その先の小脳に血液が充分行き渡っていないため、脳梗塞を起こしている。安静にしていないとこのまま血管が裂けてしまうリスクがある。入院した方がいい」とのこと。
その場で簡単なテストを受けたら、右手右足の平衡感覚が左より悪い。
そして自分の名前も右手でうまくかけない。

今ならまだ脳出血は起こさないとのことだったので、入院することにした。
で、先生がさっそく入院先の病院へ受け入れの電話を入れ、紹介状を書いてくれた。
ただ、この時特に何も言われなかったので、入院先の病院まで徒歩+電車で行ってしまった。

すごく呼吸が荒く、体がしんどかったがなんとか受け入れ先の病院の救急処置室まで行き、「本日入院するぬるぽです」と挨拶したら、看護師さんびっくりしてすっ飛んできて「早く服脱いでベッドに仰向けになってください」って言われた。
まさかここまで歩いてくるとは思ってなかったのだろうね。

小脳梗塞の記録:入院先へ向かうまでのこと



前回のエントリに書き忘れたが、話を入れるとすごく長くなっちゃうので少し巻き戻った話をする。

入院先までの道中

まず彼女に電話した。全然出ない。
親へ電話した。何回かけても出ない。
仕方がないので駅まで歩いて駅で電話しようと思ったところに親から返信が来た。
脳梗塞で入院することになったと伝えたらすごく焦り、そして涙声だった。
ひとまず入院先を教え、入院用の手荷物を持ってきてもらう様お願いした。
※変な話うちの家族は入院慣れしており、入院に必要な物はだいたいわかっており、すぐに荷物をまとめることができる。

次に彼女から返信が来る。
この時駅の中の階段を降りていたが、ふらふらで斜めに降りそうになる。
我慢して手すり伝いに歩いた。

繰り返し「まだ大事には至ってないから、入院して安静にしてれば治るから、元気になって帰るから大丈夫」という内容しか言えなかった気がする。
わんわん泣かれた。
状態が悪いと手術になるし後遺症が残るし、最悪死ぬからなのはわかっていた。
まさか双方の実家へ行った次の日に入院なんて、本当に死亡フラグ立ててしまったんだなって軽く思いながら、気持ち悪いのを抑えながらなんとか受け入れ先の病院に到着した。

時間は17時近くで受付は消灯されて暗くなっていたもののまだ窓口に人がいたので、きょう入院するぬるぽですと伝え、紹介状を渡した。
初めてなので診察券を作らされたのだが、初診の連絡先記入はすごく苦労した。
前エントリの通り、右手が上手く動かないので頭で考えていても字がバランスよくかけない。
一画目を書いたはいいが、二画目の開始位置がすごく左よりになってしまい、字がすべて右から圧縮されたような感じになってしまった。
「こんなの書かせるなよ…」とか思いつつもなんとか書き終わったので提出し、救急処置室へ行くよう案内された。

この時点ですっかり「絶対安静」という言葉を忘れてて、やっぱり一人で歩いて処置室へ向かった。
一言、歩けないと言っておけばストレッチャーで運んでくれたかもしれないのだが…w